選挙に行った。絵を送った。Joy Divisionを聴いている。

h-shark2007-04-22

この人に。土曜の高円寺駅前は自民、公明、松本による激しいキャンペーン抗争で異様な雰囲気であった。松本陣営は人が宙を飛び回っていたけど(笑)


バンクーバーに。7点の絵がGaff Galleryというところで展示予定。しかしどういう扱いされるんだろう?


ジョイ・ディヴィジョンのcloserを聴いているが、野田努の解説を読んでみるとなかなか面白い。
特に興味深いのが70年代前半のデヴィッド・ボウイの時代的背景における位置づけである
ジョイ・ディヴィジョンとちゃうんかい)。
まず68年のパリ5月革命に触れ、マルコム・マクラーレンがそれを暴動のポップ化と解釈し、
ヒッピー的なオプティミズムではなく50年代のロックンロールよるアナーキーを企て、
72年にヴィヴィアン・ウェストウッドとともに’Let It Rock’という店をオープンする
(・・・竹下通り的というか・・・勇気を出して言うと、ダサいネ!)。
また72年にはイギリスではフィフティーズ・リヴァイヴァルが勃発していて、
同年の8月には5万人もの客を集めたR&Rフェスティヴァルが催されている。
デヴィッド・ボウイがスペースオディティというというヒッピー・カルチャー的ヴィジョンから
「ジギースターダスト」「ダイヤモンドドッグス」R&Rアルバムへ変化したのは
こうした時代の流れを反映したものである、という指摘。
なるほどなー。なんで70年代前半に宇宙人がR&Rしてんのかよく分かんなかったけど、そういうアナーキーな時代の雰囲気があったのね。
モリッシーはこの時代に思春期を送り人格形成していくわけだが、
彼がフーリガンやロカビリーといった皮膚におけるタトゥー面積が占める割合が一般の人よりも多い連中に熱烈な支持を受けているのも、
70年代前半から連なる労働者階級によるアナキズムとしてのロックンロール文化の中に彼も位置しているからであろう(スケーターにもタトゥーしてる人は多いが、モリッシーファンも結構いるな)。
ジョイ・ディヴィジョンの場合はヴェルベッツやクラフトワーク、あるいはベルリン時代のデヴィッド・ボウイ、もうちょい頭の良さげなアート的な文化の流れに位置してると。(ジョイ・ディヴィジョン好きも多いけど、スケーターには。まぁなんでもありなんだが)しかし格好いいアルバムだ。


今頃この人は何を言ってるんだろう、という日記。