Transworld/ Let's Do This!

いまさらですが、最近購入して内容が良かったので感想を。
いつもながら期待を裏切らないハイクオリティーな映像とお洒落な編集。そしてツボを押さえているスケーターの人選。

今回のスタントクルーは、
Devine Calloway
Clint Peterson
Peter Smolik
Brian Brown
Emmanuel Guzman

中でもヤバイなと思ったのはListenのBrian BrownとSanta CruzのEmmanuel Guzman。

Brian BrownはNYCの至るところのスポットを攻めまくる。フリップ系の細かい技はそこそこに、とりあえずオブスタクルにオーリーで板を乗り上げるが大好き!という印象を受ける。西海岸の都市よりかは滑りにくそうなNYCのスポットを、「だからこそ萌える!」と言わんばかりに滑る姿は、ストリートスケーティングの魅力を充分に伝えてくれます。本当に街が、NYCが好きなんだなぁ、NYCもこれだけ愛されれば本望でしょう!と思いました。

Emmanuel Guzmanの魅力は何といっても、フルスピード!パワー全開でストリート、ディッチ、プールとノンジャンルで駆け抜ける。その野獣のような攻撃性には素直にスゴイと感嘆するしかない。それに選曲はなんとスーサイダル・テンデンシィィィズ!!今の時代、スーサイダルの曲で照れや古臭さを感じさせることなく、滑ることができるスケーターはなかなかいないのでは。E-manの場合、新しいとさえ感じました、このスタイル。

他のスケーター、Devine、Clint、Smolikもそれぞれ個性があって良かったです。


あと、フレンズパート(になるのかな?)が相変わらず濃密で良し。レイルをグラインドしながらグラブをキメる、細パン&ニット帽&ラグランシャツの人とか、お洒落だなぁ〜。


トリックも重要だけど自分はスタイルが好きなんだなぁ〜と改めて感じたりもしました。