邂逅

昨日原宿のエクストリームカフェで催されたスコット・ボーンのアートイベント「convince me」に行ってきました。


展示されていた作品の内容は、「Cheating on the metronome」というスコット・ボーンが書いた詩を、二人のフォトグラファーの撮った写真にシルクスクリーンで重ねあわせるというもの。


展示の解説に「メトロノームをだますと言うのは、過ぎ去っていく瞬間と戦うこと」「立ち止まるというのは錯覚かもしれないが、やってみるだけの価値はあると信じている」と記されている通り、日々流れていくような風景の一瞬を切り取り、そこに素朴なフォントのスタイルで残されたスコットの思索を辿っていると、それはパーソナルに心に響いていくようで、人生に対する静かな勇気みたいなものが伝わってきた。


会場にはその他に彼のシグネチャーデッキ&シューズ、フッテージの映像などが展示され、クォーターパイプも設置されていた。クォーターパイプはエグイRでしたね。アレを果敢に攻めていたスケーターのみんなカッコよかったです。


写真は撮りづらい雰囲気だったのですが、そろっと撮ったのが以下です。


分かりにくいですよね(笑)


「convince me」はヨーロッパで出版されているらしいSpacejunkというボードカルチャー&アートの豪華なフリーマガジンにも紹介されています。


そして、スコット本人とも対面することができました!舞い上がってうまくしゃべれませんでしたが、「ベストスケーター」とだけはちゃんと言っときました。受け答えも丁寧で紳士的なイメージを受けました。
生スコットは予想以上にかっこよかったですね〜。体もすごくスタイルがいいんですが、眼鏡をかけてインテリジェントな雰囲気がありました。
ただ、僕は彼が階段で躓いているのを見逃しませんでしたよ(笑)。
残念ながら本人の写真は撮れませんでしたが、サインはもらいました。


写真集Dirt Olliesでお気に入りのスコット・ショットです。
家宝や・・・
http://d.hatena.ne.jp/h-shark/20070504/1178299776


僕は翌日の仕事等の事情で残念ながら早めに帰ったのですが、その後スコットはあのクォーター・パイプで滑ったのかな?
今度は是非滑りがみたいです!