some beautiful shits

今日高円寺〜阿佐ヶ谷間の高架下で滑っていたら、おばあちゃんがよたよた歩いてきた。
人が近くを歩いてくると、通り過ぎるのを待ってマニュアルの練習に切り替えるようにしてるのだが、
そのマニュアルをしている僕におばあちゃんは近寄ってくる。何か文句言われるのかなぁ、と思って口が開くのを待っていたら
「あんたすごいねぇ、よっぽど運動神経があるんだねぇ。ウチの孫なんて勉強もできないし、運動もできないからねぇ。
運動できるのはいいことだよ。がんばってね。」
「ありがとうございます。」
おばあちゃんは背中を丸めて向こうによたよた歩いていった。
(注意書きしとくと、俺は別にウマくないです。ヘタです。)


また、靴の紐がほどけたので尻をついて結んでいると、おばちゃんが
「あんた怪我したの?」と声をかけてくれた。


スケートしててこういう暖かい声をかけられると、本当に嬉しいものである。



最近お気に入りのビッグトリック系のスケーター、Sierra Fellers
http://www.youtube.com/watch?v=RKSJ18-pZBs
ビッグトリック系のスケーターって無法者のイメージが大きいけど、この子の滑りは見ていて爽快というか健康的な気分になれる。
最初の鳥が飛んでいくアニメーションの編集、音楽の選択の良さなども含めて、久しぶりに「美しい」フッテージを見たような気がする。

これは彼のインタビュー
http://www.youtube.com/watch?v=nBjBz3I5DD4
敬虔なクリスチャンみたいです。そういうところが豪快だけどクリーンに見える滑りにも反映されているのでしょうか。
これもまた実にアメリカ的な風景ではありますね。