my adidas!あるいはthree is the magic number

アディダススケートチーム、遂に3人目が決定!(いつの間に・・・?)P.J.Laddというウワサもありましたが、Tim O'Connorが参加ということになりました。
http://www.adidas.com/campaigns/skateboarding/content/team/team.asp


正直、PJが入るかも、というウワサを聞いていた段階では、かなりヤバイチームになるのではと期待に胸をふくまらせていたのだが(ハイ、自分はadidasに好意的です。同じ大資本のnikeよりかは)、今日この3人の並びを見てなんとなく納得できるところもありました。個々のキャラが際立っていることは大切だけど、チームワークも大事だろうし、PJよりもティムのほうがゴンズ、デニスと通じ合えるような気がする。ゴンズ、デニスが「前へ出る」イメージが強いのに対し、ティムは少し抑え目というか、レッツゴー3匹でいうところの長作にあたるキャラで、それはそれで3人のバランスが取れていると思う。ティムいきなり歌いだしたり。


ていうかワシもなんで一つのスケートチームの人事異動に「期待に胸をふくまらせたり」「納得したり」せにゃいかんのや、とは思うのだが、アディダスのサイトにおけるこの3人の並びを見るにつけ、まるでヒップホップの黎明期を思い出させるフレッシュさを感じるし、アディダス側も意図的にそういうイメージ(my adidas!あるいはthree is the magic numberな)を打ち出していると思うし、その戦略はストリートの需要に沿っていると思う。


ヒップホップはポップミュージックの概念を変えた。楽器を捨て、サンプリングで音を構築することによって。当初は「音楽では無い」といわれた音楽が今メインストリームになっている。
ポップミュージックはそうやってパラダイムシフトすることによって進化してきた。それじゃぁ、マイクすら捨てて、板も持って街に飛び出して、その姿をフィルミングして好きな曲をくっつける。それが新しいポップ「ミュージック」になりえない?


まぁ、上記の板乗ってフィルミングして曲つけて、っていう行為はだいぶ昔から行われてきたものだけど、今改めて「ミュージック」と認識することがおもろいかな、と。だってヒップホップだってさぁ、おっさんが「キュッキュキュッキュ」とか言ってウザイし、すっかり手垢に塗れて退屈じゃなーい。全てのポップミュージックは結局演者観客の主従関係だし。みんなシフトしたいと思うんだけど・・・!



しかしこれ↓欲しかったよ!こういう消費欲って昔スーパースターが欲しかった頃を思い出させる。
http://www.regi-shoes.com/online-shop-deutsch/Schuhe-fuer-Herren-p22_50/Stan-Smith-Skateboarding-SF-white-orange-black-adidas-pid-2067.html
http://www.complex.com/index.php?task=Articles&id=423§ion=1&issue=1