タロットカード殺人事件

前に日記に書いたのですが、
http://d.hatena.ne.jp/h-shark/20080121/1200882978
見てないのに悪く書くのはやっぱり悪いかなと、なんか義理のようなものも感じてとりあえず見てみました。



でもやっぱり見る前の想像通りだったな。。。


ストーリーは、後半までは良くできていると思ったんですが、最後のタネ明かしは無理があったような。
(サンドラがピーターに素性を明かした時点で「泳げない」という嘘は通用しないと思うんですけど。あ、いわゆる「ネタバレ」書いた)
おかげで登場人物のみんなが「間抜け」に見えて、全体もぶち壊した印象。


なによりもマッチポイントで随所に見られた「美しい画」が無かったのが残念。
実際に見に行こうと思ったのは、やっぱり少しでもそれが体験できるかもしれない、と期待したからなんですが。
(マッチポイントにおけるロンドンの風景は本当に素晴らしいと思ってる。LakaiのFully Flaredぐらい)


ウッディ・アレンとロンドンの相性は良いはずだと思います。なのでロンドン3部作の最後となる次回作に期待したいです。


・・・思うに、スカーレット・ヨハンソンのエロさが半減してることが、作品のつまらなさを証明しているかもしれません。次回作はいかに彼女をエロく撮るかを真摯に考えて制作に集中すれば傑作となるのでは・・・そこらへん頑張ってほしいです。