どっちも最近の曲だと思った


どっちもFM COCOLOで流れていたんだけど、最初耳にした時は最近のバンドの曲かな、と思ってしまった。
ドゥービーは「モンドなシンセサイザーの音色にソウルフルなヴォーカル」、テレサ野田は「流麗なストリングスレゲエに歌謡曲風歌い回し」、それぞれあらゆる情報をフラットに捉える現在の音楽状況ならさもありなん、なかなか面白い情報を組み合わせた音楽だな、しかしトロピカル・ラヴの「ハスキーボイス」という言葉の選択は凄いな、一体今の時代どんな人生を送ればこの言葉を歌詞に盛り込むことができるのか、相当の変態なのだろうか・・・。
と、わくわくしながら聞いていたのでどっちも70年代の曲と分かって少し落胆。
ただお前の音楽的知識が欠如してるだけじゃないか、と言われればそれまでの話ですが、70年代後半ぐらいのポップミュージックって時々現代の音楽と錯覚してしまうことがあるんですよね。時代背景的には70年代後半ってポストモダンの興隆があり、音楽も多様化を反映し虚構性を強めて行ったように思うのですけど、それを今のフラットに情報取得する状況の上で認知すると、過去と現在がグシャグシャになってしまうような感覚というか。
(この辺ちゃんと書くとそれなりに面白い考察になりそうなんですが、今はちょっと気力と時間が無いので、さらーっと書き流してしまいました。これが何か誤解をよんでも仕方がない。。。)

しかしFM COCOLOちわきまゆみがDJやっていたりしてびっくりする。
オーバー45のためのラジオって宣言してるし。。。FM 802なんかより馴染んでしまっている自分を認めないわけにはいかない。。。
http://www.cocolo.co.jp/