パレルモ・シューティング

この映画に関わらず、最近の映画ってあまり心地良く観れなくなってる。
まぁ、そんなに映画観てるわけじゃないけど。
これ以外に最近観たのは・・・BIUTIFULとか。あれもちょっとキツイ感じがした。テーマうんぬんよりも、撮り方が。
なんか圧迫的な映像というか、暴力的に感じるんだよな、最近の。
昔の映画ってたとえ暴力を撮っても、引き込まれるような磁力があったような、そんな思い出があります。ただのジジイになったということか。。。


この映画の唯一心地よい瞬間はやっぱり死神のデニス・ホッパーが訥々と語るシーンだろう、と思う。あの語りはずーっと聴いていたかった。


でも、リアルに死んじゃってるんだよな〜。それはそれでキツイ感じがするんだけど。
人の死を売り物にしてるような。偶然なんだろうけどさ。
最近の映画のキツさって、そういうちょっとエグイような現実さの押し売りにあるんではないだろうか。


ご冥福をお祈りいたします。