アホのデイヴ

仕事で現在シアトルのフレグランスメーカー(商品はディフューザーとかルームスプレーなど)とコンタクトを取り合っているが、向こうの担当のデイヴってやつがアホでストレスが溜まる。


輸出経験が無くて、アメリカ国内しか商売をやったことがないから、こちらがその手順をリードしてやらなければいけない。のだけどその手順を全然理解してくれない。アメリカ国内の流通の仕方で勝手に進めようとする。


ヨーロッパのメーカーだとその辺の事情は言わなくても通じ、やっぱりヨーロッパ内でしょっちゅう輸出入を繰り返しやってるからなんだろうな、と思う。アメリカの場合は国内で自己完結しているメーカーが多く、アメリカ外との取引に慣れてない傾向があるのかもしれない。


そうした事情があるにしてもだ、デイヴはアホである。
普通こちらがお金を払ってから(あるいは先方が銀行からひきおとせるという確認をとってから)、商品を生産・調達し始めるのだが、デイヴの場合入金が確認できてないのに全ての商品を用意して梱包までしてしまっていた。
もしこっちが「やっぱやめた」って言ったらその商品ムダになるよ?


その上、商品代金と経費の見積もりがあいまいで、こちらとしても早く送金したいのだが、できないのである。
輸出入の場合、確実なドキュメントに基づいてお金のやりとりをしないと危険なのだが、そのドキュメントを作成してくれない。お金がかかった分をぱらぱらっとメールでその度伝えてくるだけでは困る。


という旨を伝えたら
Need funds today !(今日金を支払え!)
ってキレてるし。とにかく早く!ということなんだろうけど、ちゃんと手順踏んでもらわないとなぁ。表現も下品だし・・・


それから、この人はいつもメールの自動署名設定で「Ciao ! Buona giornata !」という一文を入れているんだけど、早く金を払え!の逆ギレメールの時も、アホだからそれをそのまんま残していて・・・

Need funds today !

Ciao ! Buona giornata !

とキレてんだか笑ってんだかようわからん、さらに間抜けな印象を読み手に与えてしまうのである。


商品はクラシックな雰囲気でなかなか良く、社長さんも丁寧な方で印象の良い会社なんですが、、、デイヴさえ辞めてもらえれば・・・


*というか「アホのデイヴ」という語感が気に入って書いただけの日記なんですが。キンクスの影響です。