2ちゃんねるに愛が生まれている

以下ページの分析、面白い。もう一度ワールドカップ日本戦を観直したくなる。
http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-entry-2376.html
「ただこのチームを肯定したらいいのか
否定したらいいのか最後まで結論がでなかったんだよ。」
と書かれていらっしゃるが、蓮実に中途半端に影響された形で考察するに、
分析というのは民主主義的に論理を共有できるんだろうけど、
今回の日本戦においては反民主主義的な美しさが出現する瞬間があった、
そしてそれは論理的に共有できるものではなかったからではないでしょうか、
とも思うのですが。
(端的に言えば、本田のFKは本質的に分析できないものだと思うんです)
そこの民主主義的なところと反民主主義的なところがせめぎ合っているのが、スポーツの面白いところかな、と。


ところで、2ちゃんねるといえば、民主主義の腐敗した一つの形かな、とも思うのですが、
上記ページの分析家の書かれている板は、時に私小説的に内省に向かい、
そして他の方の共感が生まれたりして、なんか新しい物語の始まりを感じさせる。
2ちゃんねるも成熟して愛が生まれるようになったのでしょうか。